秋が深まり園周辺の木々が落ち葉を揺らす季節になりました。散歩道サクサクと枯れ落ちた葉っぱを踏み鳴らしながら楽しそうに歩く子どもたちですが園庭の落ち葉も掃いて捨てるだけでは『もったいない』と、園庭に落ち葉コーナーが出来ました。
「わ~おふろみたい!!」初めは丸太の縁に座って
葉っぱのお風呂を楽しんでいた子どもたちも、次第に足でザクザクと踏み「それ~~~!!」
葉っぱのシャワーでしょうか?一人が始めるとみんなで代わる代わる葉っぱを巻き上げ楽しんでいました。
0歳さんが楽しそう♪とやってくると、この通り。
葉っぱのシャワーは一時休止。
誰に声を掛けられた訳でもないのに、小さい子への思いやりはさすがです。
こちらの葉っぱのお風呂で使用した丸太も、里山を切り開いた時の木材です。この丸太はその後も園庭で子どもたちを楽しませてくれています。
杉の木の丸太の皮を剥がすのを楽しんでいたのは4歳児さん。面白いようにペリペリと剥がれ、夢中になって「もっとない?」とあっという間に丸太を丸裸にしていました。
綺麗になった丸太の上を、慎重に渡っています。
少しグラグラするのも子どもたちにとっては、楽しい要素。園庭にある手作りの平均台やこの丸太を
渡っていることで体幹が鍛えられているのか、久しぶりに里山に行った保育士たちが、子どもたちの足腰が強くなっていて驚いた!と話していました。
丸太は日によって表情を変え、橋になったり乗り物になったり、1人が始めると「自分もやってみたい!」と刺激を受けて挑戦する姿が沢山みられるようになっています。「公園に行くより、ここで遊びたい」そんな嬉しい声も聞かれるようになりました。
湘南まるめろ保育園の園庭作り
運動会が終わった頃から湘南まるめろ保育園では、園庭づくりが始まりました。湘南わもっか保育園を作る時に出た建材や木を利用して砂場でごっこ遊びができる棚や、築山、丸太のステップを作りました。
保育士がお手本を見せると、あっという間に次々に挑戦する姿がこちらでも見られています。上の画像で丸太にお水をあげている女の子がいますが子どもにとってはこれも遊び。「何をしているの?」と尋ねてみると「こうすると土が固まるんだよ♪」と教えてくれました。保育士のやっていることよく見ていますね。タイヤを転がし遊んでいる男の子もいます。
「遊びはこうあるべきもの」ではなく大人や友だちを見て自分もやってみたいと挑戦するもの、一人でこっそり挑戦したい・友だちと一緒にやってみたら楽しい!子どもたちの自由な発想で広がっていくもの様々だと思います。子どもたちの輝いた笑顔とこんな風にやってみたい!の気持ちを大切に魅力ある園庭にしていきたいと職員一同思っています。